男はつらいよ“新作”「お帰り 寅さん」27日公開 山田監督「50年かけて作った」

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(C)2019 松竹株式会社(提供写真)
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 「男はつらいよ」の“最新作”「お帰り 寅さん」(山田洋次監督)が、27日から公開される。1作目「男はつらいよ」(昭和44年)から半世紀。いまだに寅さんは、多くの人の心の中に生きている。「その年月の重みは自慢していいんじゃないかな」。舞台挨拶などで山田監督(88)らが新作について語った言葉を集めた。(石井健)

 「拝見したとき、いつもの山田さんの作品とは何か違うものを感じた」

 そう証言するのは、寅さんのマドンナ、リリーの役で新作にも出演している浅丘ルリ子(79)だ。

 「男はつらいよ」は、渥美清が演じる寅さんこと車寅次郎の放浪と恋の物語だが、今回は小説家になった寅さんのおい、満男(吉岡秀隆)と初恋の相手、イズミ(後藤久美子)との再会が軸になる。寅さんは旅の空の下。いないのだ。悩みを抱える満男は、折に触れて伯父を思い出す。

 「人間は、なんのために生きているのかな」

 かつて満男が投げた問いに、伯父はこう答えた。

 「『ああ、生まれてきてよかった』。そう思うことが、何べんかあるだろ? 人間、そのために生きてんじゃねえのかな」

 寅さんの言葉は満男にとって教訓となるが、観客にとっても同様だろう。新作は、過去映像からえり抜いた寅さんの言葉で満ちている。

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