和久田麻由子アナ、NHK退局とフリー転身の衝撃:背景に地方転勤の内規厳格化か

NHKの人気アナウンサー、和久田麻由子氏(37)が今年3月末までにNHKを退社し、フリーアナウンサーに転身するとスポーツ紙で報じられ、波紋を広げています。すでに4月からは日本テレビの新しい報道番組でキャスターを務める予定であると伝えられています。1月3日放送の『新春生放送!東西笑いの殿堂2026』では、爆笑問題の太田光氏がこの報道に触れ、共演の浅田春奈アナをいじる場面もあり、世間の注目を集めています。

NHK公式サイトからの和久田麻由子アナの写真NHK公式サイトからの和久田麻由子アナの写真

“NHKのエース” 和久田麻由子アナの輝かしいキャリア

和久田アナは、入局以来『おはよう日本』や『ニュースウオッチ9』といったNHKの看板報道番組を担当し、“わくまゆ”の愛称で幅広い層から人気を博してきました。その高い知名度と信頼性から、2019年と2021年には『NHK紅白歌合戦』の司会を務め、東京オリンピックの開会式中継も担当するなど、名実ともにNHKの「エースアナ」として活躍しました。知性を感じさせる美貌と卓越したアナウンス能力は、局内外から高く評価され、「好きな女性アナランキング」でも常に上位にランクインするほどの好感度を誇っていました。

私生活では2019年に結婚し、2022年に第1子、昨年には第2子を出産。育児休暇を経て、昨年10月に職場復帰したばかりでした。局内では「骨をうずめる」とまで言われるほどの信頼を得ていた和久田アナの突然の退局は、多くの関係者に驚きをもって受け止められています。

突然の退局決断:地方転勤打診と厳格化されたNHKの内規

和久田アナが退局を決断した背景には、昨年12月に彼女に地方転勤の打診があったことが関係していると報じられています。エースアナである和久田アナへの地方転勤は異例に思えますが、実はNHKではこの1年ほどで「東京は2~3年で異動」というアナウンサーの人事内規が厳格化されたといいます。表向きは公平性の徹底が理由とされていますが、その裏には局幹部の別の思惑があるようです。

以前からNHKでは、看板番組で名前を売ったアナウンサーがフリーに転身し、他局の裏番組でキャスターを務めるという現象が頻発しており、上層部はこの状況に苦言を呈していました。そのため、現在の幹部は「エースアナを作らない」という方針を掲げ、数年での地方異動という仕組みを構築したとされています。2011年に入局した和久田アナは、岡山放送局勤務を経て2014年に東京のアナウンス室に異動して以来、長年にわたり東京で活躍していました。出産後まもない時期に地方転勤を命じられたことに、彼女が戸惑いを覚えたのは想像に難くありません。

NHKが直面する「エースアナ流出」の課題

和久田アナは、キャスター委員会が翌年の出演者を決める人事の本格化する12月を前に、身を引く覚悟を固めたと見られています。彼女ほどの人気と実力があれば、民放からのオファーも引きも切らないでしょう。一方で、NHKにとって和久田アナの退局は計り知れない痛手となります。政治家の中には「和久田アナの取材なら受ける」という人も多かったとされ、その影響力は広範囲に及んでいました。

「エースアナを作らない」という方針の裏で、和久田アナのような人気と実力を兼ね備えた人材の流出が続く現状は、NHKにとって大きな課題を突きつけています。この難局にNHKがどのように対応し、信頼される公共放送としての地位を維持していくのか、今後の動向が注目されます。