韓国国防省報道官は23日、米国製の無人偵察機グローバルホーク1機が同日午前に南部の慶尚南道泗川の空軍基地に到着したことを明らかにした。韓国政府が2011年に導入を決めた計4機のうちの1号機で、初配備に向け準備を進める。ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮の動向監視を強化する。
グローバルホークは全長約14・5メートル。地上から遠隔操作し、民間機よりも高い高度1万5000メートル以上から長時間、広範囲を偵察し、画像や電子情報を収集する能力がある。
聯合ニュースによると38~42時間の飛行が可能で、作戦領域は3000キロに達するという。配備予定の残る3機も来年以降、到着する見通し。(共同)