「番号」漏らし「加害者」扱いされ82歳1300万円詐取被害 埼玉・川口

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埼玉県警

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 突然、謎の番号を伝えられ、加害者に仕立てられた挙げ句に現金1300万円をだまし取られる-。埼玉県警川口署は24日、川口市内の無職の女性(82)が特殊詐欺の「かけ子」とみられる男から伝えられた「番号」を第三者に教えたことから、詐欺事件に巻き込まれる被害に遭ったと発表した。

 同署によると、6月28日夕に女性宅に「日本再生機構」という架空の団体の職員を名乗る男から「番号を伝えるから、誰にも言わないでほしい」との電話があった。その後、別の団体職員を名乗る男から「番号を教えてほしい」と電話で迫られた。

 女性が番号を漏らした直後、「日本再生機構」を装った男の上司を名乗る者から「あなたが言ってはいけない番号を伝えたので、先方が大気汚染浄化装置を買ってしまった」などとして弁償費用の現金700万円を要求された。その後も連日、「団体職員が逮捕されたので保証金を払ってほしい」などと電話があったという。

 女性は8月27日までに現金計1300万円を2回に分けて、受け子役の男に手渡していた。現金を渡した後も連絡をとっていたが、10月末ごろに連絡が途絶え、「向こうは大丈夫か」と心配した女性が今月24日に自宅近くの交番を訪ね、一連の経過を説明したところ、詐欺事件が発覚した。

 同署によると、伝えられた番号の意味やケタ数などについて、女性は現時点で覚えていないという。

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