特別支援学校生徒をハグ　兵庫県教委、男性教諭ら６人処分

　兵庫県教委は２４日、教え子にハグをしたり個人情報を漏らしたりしたとして、県南部の県立特別支援学校の５０代男性教諭を停職６カ月の懲戒処分にした。

　県教委によると、男性教諭は昨年１２月以降、教科担当をしていた高等部の女子生徒に性的な話をしたりハグをしたりした。さらに、同校の別の生徒数人の個人情報をツイッターのダイレクトメッセージ機能を使い、女子生徒に漏らした。

　今年１１月、女子生徒が別の教諭に対し、校外実習の送迎で男性教諭の私有車に同乗していたことを話し、男性教諭に事実確認をする中で発覚。県教委の聞き取りに「生徒を励ましたい思いがエスカレートした」と話しているという。

　県教委はこのほか、顧問を務める野球部の男子生徒６人を蹴るなどの暴行をした神戸市内の県立高校の男性主幹教諭（４９）を減給１０分の１（３カ月）とするなど５人を懲戒処分にした。