16年の歳月「長かった」 犠牲女性の93歳父親

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 魏巍死刑囚の刑執行について記者会見する森法相=26日午前、法務省

 魏巍死刑囚の刑執行について記者会見する森法相=26日午前、法務省
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 平成15年6月に福岡市東区で起きた一家4人殺害事件で、犠牲となった松本千加さん=当時(40)=の父、梅津亮七さん(93)は26日、魏巍死刑囚(40)の刑執行を受け、発生から16年半の歳月を振り返り「長かった」と繰り返した。

 福岡市内の集合住宅一室に暮らす梅津さんは報道陣を部屋に入れ、取材に応じた。娘夫婦や孫たちが笑顔で納まる写真が仏壇や棚などに多く飾られる中、梅津さんは「(死刑囚は)許されないことをした。(一家は)何も悪いことをしていないのに…」と声を絞り出した。

 他の共犯2人は中国で裁判を受け、1人は死刑執行され、もう1人は無期懲役が確定した。最後の1人となった魏死刑囚の刑執行にも「無念は晴れない」と拳を固く握りしめた。

 控訴審で主任弁護人を務めた池田耕一郎弁護士は遺族らの心情を踏まえ事件に関しては言及を避けつつ、「更生可能性を完全に奪う死刑制度に内包される問題は改めて考える必要がある」と話した。

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