梶山弘志経済産業相は27日の閣議後記者会見で、同日付で容器包装リサイクル法の省令を改正したと明らかにした。来年7月から始めるプラスチック製レジ袋の有料義務化に向けた対応で、「消費者のライフスタイルの変革を促していく」と強調した。
経産省と環境省は今月25日、レジ袋有料義務化の指針を発表。来年7月1日からスーパーやコンビニエンスストアなどの全小売店に、レジ袋を1枚当たり1円以上の値段に設定させる。梶山氏は「庁舎内の店舗では前倒しで実施したい」と述べ、経産省内のコンビニなどで2月中に開始する方針も示した。 中央省庁の取り組みとしては、環境省と厚生労働省が庁舎内の全ての売店で、レジ袋の配布を取りやめた。防衛省も庁舎内で来年1月からレジ袋を廃止する方針。自衛隊施設でも順次、配布を停止していくという。