中国版GPS誤差5メートルに 運用開始から1年

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 中国のGPS「北斗」で使われる測位衛星2基を搭載し打ち上げられるロケット=16日、四川省西昌衛星発射センター(新華社=共同)

 中国のGPS「北斗」で使われる測位衛星2基を搭載し打ち上げられるロケット=16日、四川省西昌衛星発射センター(新華社=共同)

 中国政府は27日、運用開始から1年がたった独自の衛星利用測位システム(GPS)「北斗」の精度が誤差5メートルまで向上したと発表した。当初の誤差は10メートルだった。軍事目的で利用することもできるため、米国などの警戒感を呼びそうだ。

 北斗は米国のGPSに対抗し、2018年12月に全世界を対象に位置情報の提供を始めた。19年も衛星を10基打ち上げ、計24基がシステムの核心を担う衛星として稼働している。距離と高さの測定で、ともに5メートル以内の誤差を実現したという。

 27日に記者会見した北斗システム報道官の冉承其氏は「北斗は技術革新、設計、生産、管理の面で完全に中国が創造したものだ」と述べた。

 中国は35年を目標に、北斗システムを国全体で活用する計画を掲げており、軍事のほか国民の監視にも使うとみられる。(共同)

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