覆面パトが逆走、反則切符 長崎、動画投稿され発覚


 長崎市内で10月、長崎県警の覆面パトカーが公務中に一方通行の道路を逆走した上、赤信号を無視したとして、交通反則切符を交付されていたことが27日、県警への取材で分かった。通行人がスマートフォンで一部を撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿し発覚。県警は公務内容を明らかにしていないが「理由があり急ぐ必要があった」としている。内部処分はしていない。

 県警などによると、10月6日午後11時半ごろ、警察官2人が乗る覆面パトカーが長崎市銅座町の一方通行の道路を逆走した。普段は対面通行だが、午後10時から翌日の午前3時にかけて約200メートル区間で規制が掛かっている。逆走したパトカーは区間の端にある交差点の信号が赤になっていたのに、赤色灯を点灯させてそのまま進んだ。



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