スニーカーエイジ　西の京高が準グランプリ　奈良

　大阪市北区のグランキューブ大阪（大阪府立国際会議場）で２８日に開催された高校・中学の軽音楽系クラブコンテスト「第４０回記念大会　Ｗｅ　ａｒｅ　Ｓｎｅａｋｅｒ　Ａｇｅｓ（スニーカーエイジ）」（産経新聞社・三木楽器グループ主催、大阪芸術大学グループ特別協賛）のグランプリ大会。奈良県内からは奈良育英高、県立西の京高、育英西高（いずれも奈良市）の３校が出場し、西の京高が準グランプリ校賞を受賞した。

　「軽音楽の甲子園」とも呼ばれる同コンテストのグランプリ大会には、８月の予選会を勝ち抜いた高校１８校と中学２校の計２０校が出場。昨年は大阪府教育委員会賞を受賞した西の京は、Ｄｏ　Ａｓ　Ｉｎｆｉｎｉｔｙの「陽のあたる坂道」を披露。赤のドレスに身を包んだボーカルの宮本美夕さん（３年）が、伸びのある歌声を響かせた。ドラムの中川純花さん（３年）は「女子メンバーならではの一体感を表現できた」と満足げな表情を浮かべた。

　昨年、グランプリ校賞に輝いた奈良育英は、水樹奈々の「ＵＮＬＩＭＩＴＥＤ　ＢＥＡＴ」にチャレンジし、大人っぽい曲を熱の入った演奏で表現。リーダーの野本皐月さん（３年）は「観客の心に焼き付ける最高のパフォーマンスができた」と笑顔をみせた。

　５年ぶり２回目の育英西は、Ｋｙｌｅｅの「ＣＲＡＺＹ　ＦＯＲ　ＹＯＵ」を演奏。ベースの中本夕理さん（２年）は「恋する気持ちを曲にのせた。困難を乗り越え、メンバーと一体感のある演奏ができた」と笑顔で話した。