フランス紙レゼコー電子版は30日、会社法違反罪などで起訴され保釈中の前日産自動車会長、カルロス・ゴーン被告が日本から出国し、国籍のあるレバノンの首都ベイルートに到着したと報じた。レバノンのメディアが報じた情報を同紙が確認したとしている。
同紙はベイルート到着日を30日としているが、29日だったという報道もある。
ゴーン被告は保釈の際の条件では海外への渡航を禁止されていた。レゼコーは出国の詳しい経緯は不明としている。トルコからプライベートジェット機でベイルートに着いたとみられるという。(共同)