【ニューヨーク=上塚真由】会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)は30日、米国の代理人を通じて「私は今、レバノンにいる」との声明を出した。
声明では「私はもはや、有罪の推定に立ち、差別が蔓延(まんえん)し、基本的人権が無視されている日本の不正な司法制度の人質ではない」と指摘。その上で、「私は司法から逃げたのではない。不正と政治的な迫害を回避したのだ」と訴えた。
さらに「私はようやくメディアに対して自由に話すことができる。来週から始まるのを楽しみにしている」とし、近く自らの見解を述べる可能性を示唆した。