お気に入りの選手だけ見たい 五輪に向けた観戦革命 NTTドコモの5G






 東京五輪では、新しい観戦方法がさまざまな形で登場する。そこで本領を発揮するのが、数万人が集まるスタジアムで多数の機器で同時に高速通信が可能な第5世代(5G)移動通信システムだ。好きなタイミングで自由にリプレイ映像を楽しめるなど、個人の好みに合わせ、1人1人異なった観戦方法が可能となる。客席から俯瞰しながら手元のスマートフォンにはお気に入りの選手の表情が鮮明に映し出されるといった新しい楽しみ方もできる。

 NTTドコモは令和元年のラグビーワールドカップ(W杯)東京大会で8つのスタジアムと都内で開催したパブリックビューイング(PV)の会場で5Gを活用した。手元の5G対応スマートフォンで複数の視点で試合を観たり、選手の走った距離などの情報を確認できたりする観戦サービスを実施。PVでは高精細な大画面映像を5Gで伝送した。

 5Gで遠隔地でも簡単に臨場感のあるPVが数多く実施されれば、日本中で一体感を味わえる大会になりそうだ。今まで気がつかなかった五輪競技の魅力を引き出す期待が高まる。



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