秋元容疑者の勾留延長決定 14日まで、東京地裁





自身が関係する企業が東京地検特捜部の家宅捜索を受け記者団から質問される自民党・秋元司衆議院議員=2019年12月9日午後、国会内(春名中撮影)

 東京地裁は3日、日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員、秋元司容疑者(48)の勾留期限を14日まで10日間延長する決定をした。昨年12月26日に今月4日までの勾留を認める決定をしていた。弁護人によると、秋元容疑者は容疑を全面否認している。

 地裁は、贈賄容疑で逮捕された中国企業「500ドットコム」側の鄭希容疑者(37)、紺野昌彦容疑者(48)、仲里勝憲容疑者(47)についても同様の決定をした。

 秋元容疑者の逮捕容疑は、IR担当の内閣府副大臣と観光施策所管の国土交通副大臣を兼務していた平成29年9月28日、東京・永田町の衆院議員会館で現金300万円を受け取ったほか、30年2月、北海道留寿都村への家族旅行の費用計約70万円を負担してもらった疑い。



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