宮里藍“キャスター”始動 錦織圭と新春SP対談





無事にインタビューを終え笑顔の宮里藍と錦織圭(C)フジテレビ

 東京五輪のフジテレビ系アスリート・メーンキャスターを務めることが決定している女子ゴルフ・元世界ランキング1位の宮里藍(34)が、キャスターとして初登場する5日放送の「S-PARK」(後11・30)でインタビュー取材に挑戦。リオ五輪のテニス男子シングルス銅メダリスト、錦織圭(30)と初対面した。

 緊張気味の宮里だったが、錦織が現れるといつもの笑顔であいさつを交わし、和やかな雰囲気でスタート。早速、宮里は「最近のスポーツ界はパワーゲームになっていると感じる。体格の差をどのように埋めていますか」と質問。錦織は「そこは一生の課題」とし、「いろいろなテクニックを駆使しないとそんなにパワーがない自分では勝てなくなってきている。スピードの面では自分はトップだと思っているのでそこを生かしてやっていきたい」と答えた。

 トップアスリートのメンタル面にも話は及び、期待がかかる東京五輪については「すごく楽しみ。日本で五輪ができることは本当にラッキーなこと。今までの五輪とは比べものにならないくらいワクワク感があります」と待ちきれない様子。世界の舞台で戦う経験を持つトップアスリート同士ということで、互いに本音をぶつけ合っていた。

 取材される側から一転、取材する立場に。宮里は、まず錦織の印象を「すごく素敵。穏やかな部分と芯が強い部分…すばらしいバランスだなとお話をうかがっていて思いました」と語る。

 初インタビューについては「難しい。一方的にしゃべる方がやっぱり楽」と苦笑いし、「でも、共感できる部分もいっぱいあった。競技は違っても、世界に出ると感じることは似てくるのかなと思った。そのあたりは今後、私の武器にしていきたい」と抱負も。

 新春にふさわしいスペシャルな対談を終え、「今後もたくさんの方々のお話をうかがいたい。自分の経験を踏まえた上で聞けることもあると思う。共感してもらえることはすごく大事で、それがスポーツのよさかな、と。一生懸命、私も勉強して頑張ります」とキャスター1年生、初々しいコメントを残した。(産経デジタル)



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