【野党ウオッチ】山本太郎氏は「左翼」か「フリースタイル」か

[ad_1]



街頭演説を行うれいわ新選組の山本太郎代表=昨年12月18日、東京・JR新宿駅前(佐藤徳昭撮影)

街頭演説を行うれいわ新選組の山本太郎代表=昨年12月18日、東京・JR新宿駅前(佐藤徳昭撮影)

 子(ねずみ)年の政界を占う上で、れいわ新選組の山本太郎代表の存在を無視するわけにはいかない。昨年7月の参院選で比例候補中、最多の約99万票を獲得し、圧倒的な強さを見せつけた。その後、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の追及に血眼を上げる他の野党とは一線を画し、全国を回って自らの考えを訴え続けた。主張は左派系と重なる部分が多いが、自らを「フリースタイル」と言ってはばからない。彼は一体何者なのか。

 「政権とったらすぐやります」とのふれこみでれいわが訴えている政策に、消費税廃止、原発即時禁止のほか「『トンデモ法』一括見直し・廃止」がある。「トンデモ法」として「TPP協定、カジノ法、特定秘密保護法、安全保障関連法」などを挙げている。

 こうした主張を繰り広げている点で、左派系の団体とれいわはそっくりだ。共産党が提唱する「野党連合政権」の実現に向け、共産党と協力することで合意しただけのことはある。山本氏について「左派系ポピュリスト」という位置づけが定着しつつあるのも事実だ。

 新左翼活動家上がりといわれる市民の党代表、斎藤まさし(本名・酒井剛)氏と近い関係にあり、経済政策ではマルクス経済学者でもある立命館大経済学部の松尾匡(ただす)教授を師事していることも、そうした位置づけを確かなものにしている。

続きを読む

[ad_2]

Source link