台湾空軍ヘリ墜落は人為的過失か

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台湾で墜落した軍用ヘリコプターの残骸を調べる救助関係者=2日、北東部・宜蘭県と新北市をまたぐ山中(中央通信社=共同)

台湾で墜落した軍用ヘリコプターの残骸を調べる救助関係者=2日、北東部・宜蘭県と新北市をまたぐ山中(中央通信社=共同)

 【台北=田中靖人】台湾北東部の山中で2日、空軍の多用途ヘリUH60Mが墜落し参謀総長ら8人が死亡した事故で、複数の台湾メディアは5日、行政院(内閣に相当)の「国家運輸安全調査委員会」担当者の話として、機体のトラブルや乱気流などの気象要因は「8割程度、排除できる」との見方を伝えた。

 報道によると、同機は墜落直前に突如、高度が下がり、操縦士が機体を上昇させようとしたが失敗した形跡がある。動力に異常はなかった。人為的な過失か外部要因かは、さらに記録装置の解析が必要だという。

 生還した搭乗者は「機体が突然、下降を始めたので目的地に向け高度を下げていると思っていたが、衝撃を受けて転がり樹木の折れる音が聞こえた」と話している。操縦士を含む死者8人は機体前方に集中し、炎上した形跡はない。

 操縦士の空軍中佐の総飛行時間は、UH60とほぼ同型のS70を含め約2650時間で、経験に問題はなかったとみられている。

 同委員会は4日、ブラックボックスの解析結果を国防部(国防省)に伝えた。空軍の調査委員会が原因を調べており、早ければ1カ月以内に暫定的な結果が出るという。

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