ロイター通信によると、イラクの首都バグダッド中心部の旧米軍管理区域(グリーンゾーン)で5日、2発のロケット弾が撃ち込まれた。区域近くの着弾も含め、バグダッドで計3発のロケット弾が着弾したという。
バグダッドでは3日、米軍がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害し、イラン側による報復の可能性が高まっている。
4日は、グリーンゾーンの米大使館近くにロケット弾1発が撃ち込まれたが、米兵らに死者はなかった。区域内には政府施設や大使館などが集中。厳重な警備の一方で、ソレイマニ司令官の殺害以前からロケット弾が頻繁に撃ち込まれている。(共同)