中国出先機関トップが会見 「香港を正しい軌道に」

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香港連絡弁公室のトップに着任した駱恵寧主任=6日、香港(ロイター)

香港連絡弁公室のトップに着任した駱恵寧主任=6日、香港(ロイター)

 【香港=藤本欣也】中国政府の香港出先機関、香港連絡弁公室のトップに着任した駱恵寧(らく・けいねい)主任(65)が6日、香港で記者会見した。駱氏は「誰もが香港の状況を憂慮し、正しい軌道に戻ることを待ち望んでいる」と述べ、中国は「香港の最も強大な後ろ盾だ」と強調した。主任の職務は「新たな挑戦」だが、香港政府と努力し、一国二制度を安定的かつ長期的に発展させると抱負を語った。

 香港では、駱氏の主任就任は“サプライズ人事”と受け止められた。特に(1)政治家(2)経済専門家(3)高齢の3点から注目されている。

 駱氏は浙江省出身で、青海、山西省トップを歴任。山西省共産党委員会書記時代に腐敗対策で成果を挙げたが、香港問題は素人とされる。同弁公室主任は従来、香港専門の官僚タイプが務めており、地方トップを歴任した政治家タイプの就任は異例だ。香港にしがらみがないだけに大なたを振るう-との見方がある。

 さらに、駱氏は経済学の博士号を持つ経済専門家で、香港を経済面からてこ入れする可能性も取り沙汰されている。その一方で65歳と高官の引退年齢を迎えており、“つなぎ役”にすぎないとみる向きも多い。

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