韓国、露骨な検察圧力 前法相捜査の検察幹部ら32人一斉交代

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 韓国の法相に任命された、与党「共に民主党」前代表の秋美愛氏=2019年12月、ソウル(聯合=共同)

 韓国の法相に任命された、与党「共に民主党」前代表の秋美愛氏=2019年12月、ソウル(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】検察改革を公約に掲げる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権で、秋美愛(チュ・ミエ)法相が就任早々、最高検察庁の幹部らの交代人事を断行し、波紋を広げている

 韓国法務省は8日、検察幹部ら32人を13日付で交代させる人事を発表。対象者には、大統領府による選挙介入疑惑や監察中止の下命疑惑の捜査を指揮していた最高検の部長2人が含まれ、それぞれ済州地裁の検事正と釜山高検の次席検事への異動となった。いずれも尹錫悦(ユン・ソンヨル)検事総長の側近で、検察の指揮に当たっている最高検幹部の多くが全国に散らばることになった。

 秋氏は妻ら親族の不正疑惑で昨年10月に辞任した●(=恵の心を日に)国(チョ・グク)前法相の後任として今月、法相に就任したばかりで、就任に際し検察改革を進める姿勢を明確にしていた。検察幹部の人事異動も予想されていたが、極めて露骨で「政権が嫌う捜査に対する妨害」との批判は少なくない。

 朝鮮日報は9日、「文政権を捜査する『尹師団』の大虐殺」との見出しを1面に掲げ、「尹検事総長の参謀陣の完全解体に等しい」と強調。大統領府に対する検察の捜査を牽制(けんせい)しようとする文政権の“報復人事”を批判した。

 文政権から電撃的な幹部異動を強いられた検察は正念場に立たされている。大統領府による関与疑惑がある一連の事件への捜査をめぐり、政権と検察の確執は一層過熱しそうだ。

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