来週にもトランプ大統領の弾劾手続き 下院議長が方針

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議事堂に到着した米民主党のペロシ下院議長(左から2人目)=10日、ワシントン(AP)

議事堂に到着した米民主党のペロシ下院議長(左から2人目)=10日、ワシントン(AP)

 【ワシントン=住井亨介】米野党・民主党のペロシ下院議長は10日、トランプ大統領のウクライナ疑惑で、上院での弾劾裁判に向けた手続きを来週にも始める方針を明らかにした。同党下院議員への書簡で言及した。14日に党内で手続きについて協議する。証人喚問をめぐる与党・共和党との対立で裁判のめどが立っていなかったが、近く開始される見通しが出てきた。

 ペロシ氏は書簡で、下院司法委員会のナドラー委員長(民主党)に対し、弾劾裁判で検察官役(訴追委員)となる下院議員の指名と、下院で可決した弾劾訴追決議の上院送付に関して準備を進めるよう要請したとしている。

 民主党は弾劾裁判で、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ら元職を含む政権幹部を証人として呼ぶことを要求。これに慎重な上院多数派の与党・共和党に対して決議の上院送付を保留して圧力をかけ、裁判の日程が不透明な状態が続いていた。

 裁判を短期で結審させて「無罪判決」を狙う共和党は「下院民主党は政治的遅延を続けている」と批判している。共和党からの譲歩が得られない中、民主党内でもさらなる膠着(こうちゃく)状態を懸念する声が強まっていた。

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