3人組人気バンドMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)が10月16日に公式YouTubeでおこなった生配信が、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。今後の活動に関する「重大発表」として注目を集めていましたが、その内容が賛否両論を巻き起こしています。
注目集めた「重大発表」の内容:活動継続と1ヶ月の長期休暇
ミセスは10月14日の時点で、同日20時からYouTubeにて「大切なお知らせ」と題した生配信を実施することを事前に告知していました。一部報道では活動休止や解散の可能性も示唆されたため、ファンの間には大きな不安と緊張が広がっていました。
生配信には、グリーンに彩られたセットにメンバー3人が登場。ボーカルの大森元貴が、2022年3月にスタートした「フェーズ2」について、目標達成をもって「2025年12月31日をもってフェーズ2を完結する」と発表しました。しかし、ファンが最も注目したのはその続きです。大森は「2026年1月1日からフェーズ3を開幕する」と明かし、活動休止期間は設けないこと、そしてメンバー編成も変えずに現体制で活動を継続することを宣言しました。この発表の中で、「来年夏に、1カ月の長期休暇をいただきます」という計画も共有されました。
Mrs. GREEN APPLEのメンバー3人、今後の活動について語る生配信の様子
ファンからの様々な声:期待と落胆のX投稿
活動休止を回避し、メンバーも変わらないという発表に、多くのファンは安堵の声を上げました。しかし、一方でX(旧Twitter)では、予想していた「重大さ」とのギャップに拍子抜けしたという声も多数見受けられました。
「来年夏休み取りますってだけ?」「焦らして『来年夏の1カ月の長期休暇』だけなら、さっさと発表しろよ」といったコメントや、「解散かな、活動休止かな」と心を痛めていたファンへの配慮を求める意見も投稿されました。芸能ジャーナリストも指摘するように、事前に「重大発表」と告知するスタイルは注目を集めやすい反面、内容が期待を下回ると不快感を生むことがあります。過去には同様の「重大発表」が炎上を招いた芸能人の事例もあり、ミセスに対しても一部で同様の懸念が上がっていたのです。
長期休暇はなぜ必要だったのか?多忙を極める活動実態
ファンの間で様々な声が上がる中、今回発表された「長期休暇」は、実はバンドにとって切実に必要とされているものであるという見方が強まっています。
今年のMrs. GREEN APPLEは、初の韓国単独公演を成功させ、野外ライブや5大ドームツアーを開催するなど、精力的な活動を展開してきました。さらに、6カ月連続でシングルを発表するなど、その多忙ぶりは目をみはるものがあります。芸能ジャーナリストは「体が資本のアーティストなのに、あまりに忙しすぎるという指摘は以前からあった」と語っており、バンドメンバーや熱心なファンにとっては、この長期休暇の発表は非常に重要な意味を持つものであったと言えるでしょう。
まとめ
Mrs. GREEN APPLEの「フェーズ3」開幕と1カ月の長期休暇発表は、ファンの間で期待と落胆、そして安堵が交錯する結果となりました。しかし、この休暇はバンドが持続的に質の高い音楽活動を続ける上で不可欠なものとして捉えられています。多忙を極めた「フェーズ2」を経て、心身のリフレッシュを図り、新たなインスピレーションを得るための大切な期間となるでしょう。「フェーズ3」でのさらなる活躍に期待が寄せられています。
参考文献:
- Yahoo!ニュース: Mrs. GREEN APPLE「大切なお知らせ」の”長期休暇”に落胆の声「焦らすな」の声 https://news.yahoo.co.jp/articles/d9d50efc70ff6db2de845ec4c59e25c13b575d97