沖縄で新たに豚コレラ感染確認 


 沖縄県は10日、沖縄市の養豚場の豚3頭が豚コレラ(CSF)に感染したと発表した。隣接する同県うるま市では8日に豚コレラ感染が確認されており、県は殺処分を進めるともに、感染拡大や風評被害の防止に向け全力を挙げる方針だ。

 玉城デニー知事は10日、県庁内で開いた対策本部で「ワクチン接種については周辺の養豚農場における感染状況を確認した上で農家の意見も聞きながら検討する」と述べた。ただ、県担当者はワクチン接種した場合、「沖縄県から輸出しているほとんどの国に輸出できなくなる」と説明した。

 県は10日に感染が確認された沖縄市の養豚場で飼育されていた2809頭は殺処するほか、精密検査を行う範囲を3キロ圏内の養豚場12軒から10キロ圏内の51軒に拡大することも検討している。8日に感染が確認されたうるま市の養豚場の3キロ圏内に位置するという。



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