WHOにウイルス情報提供 原因不明肺炎で中国

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原因不明の肺炎の患者が多く出た中国湖北省武漢市内の海鮮市場=2019年12月31日(共同)

原因不明の肺炎の患者が多く出た中国湖北省武漢市内の海鮮市場=2019年12月31日(共同)

 世界保健機関(WHO)は12日、中国の湖北省武漢市で発生している原因不明のウイルス性肺炎を巡り、中国当局から同日、発症者から検出したコロナウイルスの遺伝子情報の提供を受けたと明らかにした。

 中国当局はウイルスを新型としている。WHOは「各国が(ウイルスの)診断用品を開発する上で、非常に重要だ」と今回の中国の対応を評価。提供を受けた遺伝子情報を基に、さらなる調査を行う方針。

 WHOが中国側から受けた報告によると、これまでに41人が発症し、うち1人が死亡。発症者の大半は武漢市の海鮮卸売市場で働いていたり、買い付けのために同市場を頻繁に訪れたりしていた人たちだった。同市場は1日から一時閉鎖され、消毒作業が実施されている。

 3日以降は新たな発症者は見つかっておらず、武漢市以外での発症もない。人から人への感染も確認されていない。WHOは現時点では、渡航制限などの措置は取らないよう呼び掛けている。(共同)

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