望月義夫氏の死去に伴い4月26日投開票の日程で予定される衆院静岡4区補選について、元都議の田中健氏(42)が14日午後に静岡県庁で会見し、無所属で立候補する意向を明らかにした。「どの党にも所属することなく裸一貫で挑戦する」としながらも、野党統一候補の立場を目指し、立憲民主党と国民民主党に支援を呼びかけるという。今のところ、両党からの支援が得られなかった場合でも出馬するとしている。
田中氏は旧富士川町(現・富士市)の出身で、平成29年の前回衆院選では静岡4区から希望の党の候補者として出馬し、落選した。
衆院静岡4区補選に関しては、立民と国民がそれぞれ候補者をリストアップした上で、互いに調整しながら擁立作業を進めている。
一方で、自民党県連は16日を締め切りとして候補者を公募中。静岡市清水区選出の深沢陽一県議(43)と富士宮市選出の木内満県議(39)が応募に向けた手続きを進めており、19日に候補者が決まる運びとなっている。