USJ、任天堂新エリアの新技術など発表 600億円超投入



【USJ「スーパー・ニンテンドー・ワールド」】任天堂新エリアの新技術などを発表した。前方左からティエリー・クー(ユニバーサル・クリエイティブ 副社長 チーフ・クリエイティブ・オフィサー)、マリオ、J.L.ボニエ(合同会社ユー・エス・ジェイ 社長CEO)、山本歩(合同会社ユー・エス・ジェイ マーケティング部 部長)=14日午前、大阪市此花区(須谷友郁撮影)

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の運営会社は14日、今夏の開業を予定する任天堂ゲームがテーマの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で、スマートフォンとウエアラブル端末を使ったアトラクションを導入すると発表した。

 新エリアでは、スマホの専用アプリとUSJで購入できるバンド型のウエアラブル端末を連動させ、コインやアイテムを集めるなどして客同士が競う。ゲームのキャラクターになったかのような体験ができるという。

 この日、記者会見した同社のジャン・ルイ・ボニエ代表取締役最高経営責任者(CEO)は「これまでにない次世代テーマパークの体験ができる」と述べた。2月には米ニューヨークで参加型のPRイベントを開き、訪日客の呼び込みを図る。東京五輪開催前に開業する計画だ。

 USJは、「ハリー・ポッター」エリア効果などで平成28年度に来場者数1460万人と3年続けて過去最多を更新。任天堂エリアには過去最高の600億円超を投じた。



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