対中合意にさっそく批判 米上院首脳「弱い合意は害及ぼす」

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 【ワシントン=塩原永久】米中両政府による貿易協議の「第1段階」合意の署名を控え、米上院民主党は14日、シューマー院内総務が「弱い合意は米国労働者や企業に害を及ぼす」とする書簡をトランプ米大統領に送付したと発表した。中国の構造改革が先送りされると懸念を表明。米農産品の輸出増を優先した合意に批判的な立場を示した。

 米中両政府は15日(日本時間16日未明)にワシントンで第1段階合意への署名式を開く。中国が米農産品などを大量購入する代わりに、米国は対中関税の一部軽減に応じる。

 シューマー氏は、合意内容が「中国の強欲な貿易行動を改革する上でわずかな進展しかない」と指摘。知的財産権侵害や技術移転の強制を中国に是正させる取り組みが不十分に終わる恐れがあるとした。

 トランプ氏は第2段階の協議で知財保護などの構造改革を議論する考えだが、シューマー氏は、今後の協議では妥結の機運がそがれるとの認識を示した。

 シューマー氏は党派の違いを超えて、共和党のトランプ氏の厳しい対中政策を称賛してきた。中国の改革が進まなければ、自身のこれまでの立場は「無駄骨になる」とした。

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