警部補がブドウ万引疑い 長野、減給処分受け退職


 長野県警は15日、県警本部に勤務していた男性警部補(43)が同県北部の上高井郡の農産物直売所でブドウを万引したとして、昨年12月に窃盗容疑で書類送検したと明らかにした。警部補は同月、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受け、依願退職した。

 書類送検容疑は昨年10月6日午前11時45分ごろ、ブドウ3点(約6800円)を精算せず店外に持ち出したとしている。書類送検は昨年12月19日で、長野区検は同24日、不起訴処分とした。

 県警監察課によると、目撃した直売所の従業員らが駐車場で声を掛けたところ、ブドウを店に戻して立ち去った。調べに対し「本当に申し訳ない」と述べ、容疑を認めたという。



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