日本産業機械工業会が15日に発表した令和元年11月の産業機械受注額は前年同月比32・3%減の3828億9100万円で、4カ月ぶりに前年同月実績を下回った。
内需は12・3%増の3022億6400万円で、2カ月連続のプラス。金額の大きなボイラー・原動機が2・5倍、鉱山機械が18・8%増と好調だった。業種別では、電力を含む非製造業が2・2倍の1529億4100万円、製造業が29・7%減の812億2100万円。
外需は72・8%減の806億2700万円で2カ月連続のマイナス。主力のボイラー・原動機が36・3%減だったことに加え、スマートフォン(高機能携帯電話)の部品製造に使われるプラスチック加工機械も24・6%減と振るわなかった。