和平会議前に新たな攻撃 リビア内戦、LNAが空爆

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 リビアのシラージュ暫定政権の軍報道官は18日、西部アブグレインで、敵対する有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」側の軍用機による空爆があったと発表した。複数の地元メディアが伝えた。リビア内戦は停戦期間中で、19日にドイツで和平国際会議が開かれる直前だけに、協議の行方にも影響しそうだ。

 暫定政権の軍報道官は「新たな停戦違反が確認された」と非難。トルコとロシアの仲介で12日から停戦期間に入っていたが「崩壊の危機」と強調した。人的被害は出ていないとしている。LNA側は声明を出していない。

 ドイツ・ベルリンでは19日、リビア和平を巡り、トルコとロシアをはじめ米英仏など10カ国以上の首脳や代表が参加する国際会議が開かれる。暫定政権のシラージュ首相やLNAのハフタル司令官も出席し、停戦交渉の進展が焦点となる。(共同)

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