ヘンリー王子「女王に仕え続ける望み不可能に」 理想と異なる形に不満表明

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19日、ロンドンで演説するヘンリー王子(ゲッティ=共同)

19日、ロンドンで演説するヘンリー王子(ゲッティ=共同)
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 【ロンドン=板東和正】英国のヘンリー王子(35)は19日、王子夫妻が今春から公務に就かないと決まったことについて、「エリザベス女王や英連邦、軍に仕え続けることを望んだが、残念ながら不可能だった」と述べた。ロンドン市内の演説で語った。王子が、理想と異なる形で英王室を「離脱」することへの不満を表した形だ。

 王子が、王室の離脱問題について公の場で説明するのは、主要公務から退くと8日に発表して以来となる。

 王子は19日、自身が支援する慈善団体の夕食会で演説し、妻、メーガン妃(38)と2018年に結婚した当初、「われわれは希望にあふれ、(王族として)奉仕する気でいた」と振り返った。その上で、公務からの引退に「大きな悲しみを感じている」と話した。

 英メディアによると、夫妻は当初、一部公務を続ける意向を示していたが、「パートタイム王族」との批判が上がっていたため、祖母のエリザベス女王(93)は夫妻を完全に引退させる決断をしたという。王子は完全引退に不満を抱いているとみられるが、19日の演説では「他に選択肢がなかった」と王室の決定に理解も示した。

 一方、夫妻は英国だけでなくカナダでも生活する方針だが、王子は「英国は私の故郷で私が愛する場所だ。決して変わらない」と強調した。

 英王室は18日、女王らとの協議の末、夫妻は王族への敬称「ロイヤル・ハイネス」で呼ばれることを辞退し、公務に伴う公費を受け取らないことで合意したと発表した。

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