10月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にボーイズグループJO1が出演し、そのパフォーマンスだけでなく、ある「距離感」が大きな話題を呼んだ。この日の番組には、JO1の他にKing GnuやOfficial髭男dism、Mrs. GREEN APPLE、そして9人組ガールズグループNiziUなど豪華アーティストが登場した。
音楽番組での「異例の距離」がSNSで物議
番組冒頭、出演者たちが大階段を降りて登場する名物演出で、JO1はNiziUの隣という立ち位置でスタンバイした。しかし、両グループの間には2、3人分のスペースが不自然に空き、通常出演者同士が間を空けずに並ぶ光景とは一線を画していた。この異例の距離感に対し、X(旧Twitter)では「露骨な距離の取り方で笑ってしまった」「ソーシャルディスタンス…」といった投稿が殺到し、物議を醸した。
大平祥生メンバーの二股報道が背景に
この微妙な空気感の背景には、JO1メンバー大平祥生に関する週刊文春の報道がある。10月15日、『週刊文春』は、大平祥生が“妹分”であるガールズグループ「ME:I」の飯田栞月と、さらに別の女性との二股交際を報じた。これを受け、所属事務所は報道との具体的な関係性を明らかにしないまま、「弊社の規定に反する事案が発覚いたしました」として大平の活動休止を発表。飯田栞月も同時に活動を休止し、SNS上ではこの騒動が大きく取り上げられていた。
二股報道で活動休止中のJO1大平祥生
騒動発覚からわずか2日後の生放送出演とあって、JO1メンバーには並々ならぬ緊張感が漂っていたと推測される。
信頼回復へ、仕事での挽回が急務
『ミュージックステーション』のような生放送番組では、ファンの注目度が特に高く、騒動後の彼らの表情や言動は細部まで注視される傾向にある。今回のような他の出演者との「不自然な距離感」は、気を引き締めようとする意図があったのかもしれないが、結果としてかえって悪目立ちしてしまった形だ。芸能ジャーナリストは、失われた信頼を取り戻すためには、これからの仕事における真摯な姿勢と実績を積み重ねていくしかないと指摘している。
参考文献: