アオザイの魅力をスタイリッシュに ベトナムの大ヒット映画、日本公開

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映画「サイゴン・クチュール」の一場面(C)STUDIO68
映画「サイゴン・クチュール」の一場面(C)STUDIO68
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 ベトナム映画の新作「サイゴン・クチュール」(ケイ・グエン監督)は、民族衣装「アオザイ」の仕立屋に生まれたわがままなお嬢様が後継者として成長していく姿をポップに描く青春物語。ベトナムで公開後、大ヒットを記録し、若者の間でアオザイブームを生んだ話題作だ。(WEB編集チーム 高橋天地)

若い女性は敬遠してきたが…

 アオザイは丈の長い上衣と長ズボンがセットになった民族衣装。4000年の歴史があるとされ、現在は結婚式やパーティーなどで着用するほか、女子中・高生の制服にも採用されている。

 「私自身がアオザイを着るのが大好き。気持ちが引き締まって充実した気分になれますからね。ただ、若い女性は『アオザイは古くさい衣装だ』と敬遠する傾向があり、映画を通してアオザイの魅力を伝えたかった」。初監督と脚本を務めたグエンは作品に通底する思いを熱っぽく語った。

 1969年、サイゴン。代々続くアオザイの仕立屋の一人娘、ニュイ(ニン・ズーン・ラン・ゴック)は「古くさい」と、師匠の母(ゴ・タイン・バン)に猛反発。匠の技を覚える気がない。ある日、母の逆鱗に触れ、ふて腐れてアオザイを試着すると、2017年へタイムスリップ。母亡き後、倒産した仕立屋とすっかり落ちぶれた自分の姿にがくぜんとし…。 

 ニュイが人生を好転させるべく大物デザイナーの会社で働き、最先端の西洋風のファッションを勉強するうちに、アオザイの個性や奥深い魅力に気付いていく様子を、グエン監督はスタイリッシュかつ軽快なタッチで描いていく。

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