JR東日本千葉支社は21日、千葉県内を走行中の武蔵野線の乗務員室で、50代の男性車掌が業務用タブレットを使い、業務とは関係のない旅行や鉄道に関するサイトを閲覧していたと発表した。運行に影響はなかった。
閲覧したのは、乗務していた東京発府中本町行き普通電車(8両編成)が西船橋(船橋市)-新八柱(松戸市)間を走っていた20日午後5時53分から午後6時5分ごろ。
乗客が撮影したとみられる動画がインターネット上に投稿されて発覚。車掌は社内調査に閲覧を認め「以前も同様の行為をした」と話したという。
千葉支社は「車掌には厳しく指導した。全乗務員に周知し、責任感を持ち執務するよう指導する」とコメントした。