スタジオ建物解体始まる 京アニ、春に終了予定





解体工事が行われる京都アニメーションの第一スタジオ=22日午前、京都市伏見区(永田直也撮影)

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火殺人事件で、現場となったスタジオの骨組みや外装を取り壊す工事が22日、始まった。

 第1スタジオは鉄筋コンクリート造りの3階建て。午前8時半ごろから、防音シートに覆われた建物内で工具を使っての解体作業が行われた。

 スタジオ内部の解体作業は今月7日から始まっており、今春には全体の解体が終わる予定。跡地の利用については未定だが、地元住民らからは慰霊施設などを整備しないよう要望が出されている。

 事件は昨年7月18日午前10時半ごろ、青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=がガソリンをまき放火したとされ、京アニの社員36人が死亡し、33人が重軽傷を負った。



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