チリ人容疑者巡る審理延期 筑波大生不明

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 フランス留学中の筑波大生、黒崎愛海さんが2016年に行方不明になった事件で、チリ最高裁は21日までに、元交際相手のチリ人ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(29)のフランスへの身柄引き渡しを巡り、22日に予定していた第1回審理を延期した。新たな期日は未定。

 検察側は日本やフランスに住む証人によるテレビ電話を通じた証言などを計画しており、準備のために時間が必要だとしている。

 黒崎さんは16年12月、フランス東部ブザンソンでセペダ容疑者と夕食を共にした後、行方不明になった。容疑者は直後に出国してチリに戻り、フランス検察当局は殺人罪で公判を行うため身柄引き渡しを要請した。(共同)

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