首都圏の鉄道、バス会社で構成するPASMO(パスモ)協議会は21日、交通系ICカード、パスモのサービスをスマートフォンで利用できる「モバイルPASMO」を今春始めると発表した。基本ソフト(OS)が米グーグルの「アンドロイド」で「おサイフケータイ」対応のスマホが対象。3月初旬に詳細を発表する。
スマホに専用アプリをダウンロードして改札などでかざせば、電車とバスの乗車や、買い物などに利用できる。画面を操作するだけで、クレジットカードでの電子マネーのチャージや一部路線の定期券の購入もできる。
米アップルのiPhone(アイフォーン)への対応は未定。パスモは昨年末現在で3900万枚が発行されている。