元千葉県船橋市議の門田正則氏(72)は22日、千葉県庁で記者会見を開き、来年4月に任期満了を迎える知事選に無所属で出馬する意向を表明した。知事選への出馬表明は門田氏が初めて。現在3期目の森田健作知事は態度を明らかにしていない。
門田氏は「リーダーシップをとって豊かな千葉県にしていきたい」と強調。東京電力福島第1原発の汚染水処理を県内で受け入れることや、安楽死制度を考えるため県内に「安楽死特区」を作ること、少子化に対応した公立小中学校の20人学級の実現などを公約に挙げた。
門田氏は平成13年の知事選にも出馬し、落選している。昨夏の参院選では政治団体「安楽死制度を考える会」から出馬し、落選した。