22日の衆院本会議で行われた各党の代表質問に対する安倍晋三首相の主な答弁は次の通り。
■憲法改正
憲法改正は国会が発議し、最終的には国民が国民投票で決める。憲法審査会で議論を重ね、国民の理解を深めていくことが国会議員の責任だ。参院選や世論調査で示された国民的意識の高まりを受け、与野党の枠を超えた活発な議論が展開されることを期待する。
■カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備
カジノだけでなく国際会議場、展示場や大規模な宿泊施設を併設し家族で楽しめるエンターテインメント施設として、観光先進国の実現を後押しするものだ。
■桜を見る会
(自身の)事務所で内閣官房からの依頼に基づき後援会関係者を含め、ふさわしいと思われる方を幅広く推薦してきた。招待者は最終的に内閣官房および内閣府で取りまとめる。公職選挙法に抵触するとの指摘は当たらない。前日の夕食会を含め、旅費、宿泊費などの費用は参加者の自己負担で支払われている。