山形県鶴岡市の海岸に木造船　北朝鮮から漂着か　

　酒田海上保安部は２２日、山形県鶴岡市鼠ケ関（ねずがせき）の海岸に北朝鮮からとみられる木造船が漂着しているのを確認した。船から生存者や遺体は発見されなかったが、鍋や釣り糸が見つかった。

　同保安部によると、近くを車で通りかかった男性が同日朝、見つけた。木造船は長さ９・６メートル、幅２・２メートル。船底を上にした状態で打ち上げられていた。

　船体にハングルは見当たらなかったが、これまで漂着した北朝鮮の木造船と特徴が似ているという。