デジタル鍵を手掛けるベンチャー企業のビットキー(東京都中央区)は総額39億円超の資金調達を実施したと、24日までに発表した。米ゴールドマンサックス証券やロボットベンチャーのサイバーダイン、三井不動産など10社を引受先とする第三者割当増資に加え、りそな銀行とみずほ銀行からも融資を得た。調達した資金は移動体(モビリティ)向けの新技術や新サービスの開発、海外展開の準備などに充てる。
ビットキーは平成30年8月に設立。独自の認証技術を持ち、スマートフォン(高機能携帯電話)を介して、ドアの施錠や開錠ができる。