【TVクリップ】「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」広瀬アリス「自分と違う、かわいい変な子」

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女優の広瀬アリスさん(寺河内美奈撮影)

女優の広瀬アリスさん(寺河内美奈撮影)

 脳外科医の責任と重要性を自覚して患者の命を第一に考える深山瑤子(みやま・ようこ=天海祐希)、自分第一主義だが、その技術でもてはやされるスター脳外科医の黒岩健吾(椎名桔平=しいな・きっぺい)、表面上は絶対的な自信家なのに中身はコンプレックスの塊という西郡(にしごおり)琢磨(永山絢斗=けんと)…。そうそうたる面々がそろう東都総合病院の脳神経外科に、専門研修医として入ってきた小机幸子を演じる。自称天才ながら実技がからっきし、恋も未経験という役どころだ。

 「作品の中では異色のキャラクターですよね。あまりコメディーに走らないように、と監督と話しました」

 脳外科医を演じるにあたり、脳手術中の実際の動画も見たが、「医師も看護師も意外とみなさんリラックスしていて。スピード勝負みたいなイメージもあったけれど、リアルはこんな感じなんだな、と。だからこそ幸子が浮きすぎるのは違うし、監督からは『しっかりとその場に違和感がないように存在してほしい』とアドバイスを受けました」と話す。

 それでも「すごくかわいい変な女の子ですよね」。上司の深山に対し、「年寄り」と指差すなど失礼なところもあり、「私とは全く似ていない。違う分、演じていて楽しいですけどね」と苦笑。自分を過信する部分や実技がだめな部分が目につくが、「作品を通して、人として、医者として一番成長できるのが幸子じゃないかな」と期待する。

 年長者の多い共演者は「皆さん、濃くて。ある意味、ぶつかっていった方がいいかな」という姿勢で臨んでいる。椎名や永山、今出川孝雄役の三浦友和らとは共演経験があるが、天海とは初めて。初対面では「姉御というよりは兄貴という感じ」と、絶大なる信頼を抱く。

 患者の命と向き合うような重いシーンも多い中で、「BARカサブランカ」のシーンは、自身もホッとできるという。幸子のかわいい面や恋の話が見られるという意味では見どころかもしれない。

 忙しい日々が続くが、疲れたときほど、ストレッチボールなどを使った運動など、「1日のルーティンをきちんとして、次の日を迎えるのが一番」と体調管理にも余念がない。

 「この先は自分でも楽しみ。台本がすごく面白い。濃いキャラクターが多い中で、負けずに濃く、でも濃すぎず」。幸子はこの先、どんな成長を見せてくれるのだろうか。     (文化部 兼松康)

     ◇

【プロフィル】広瀬アリス(ひろせ・ありす) 平成6年生まれ。静岡県出身。20年からドラマや映画の出演を始め、21年に女性ファッション雑誌の専属モデルオーディションでグランプリを獲得。近年は映画「旅猫リポート」(30年)やドラマ「ハラスメントゲーム」(30年、テレビ東京系)、「ラジエーションハウス」(令和元年、フジテレビ系)など多数の作品で活躍。31日公開の映画「AI崩壊」にも出演している。

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