新型肺炎、緊急事態宣言の慎重判断求める 習氏、WHOに

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握手する中国の習近平国家主席(右)と、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=28日、北京(AP)

握手する中国の習近平国家主席(右)と、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=28日、北京(AP)

 【北京=三塚聖平】中国国家衛生健康委員会は28日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で計4515人、死者は106人になったと発表した。感染の疑い事例も6973人にのぼり、感染者数増に歯止めがかからない情勢だ。

 中国の習近平国家主席は28日、北京を訪問中の世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と会談し「WHOが客観的に状況を評価すると信じる」と述べ、緊急事態宣言を出すかどうか慎重に判断するよう求めたもようだ。テドロス氏は「(中国政府は)時宜にかなった有力な措置を講じている」と対応を評価したという。

 27日には北京市で初の死者が確認された。湖北省に集中していた死者だが、上海市や東北部の黒竜江省、南部の海南省など、広範な地域で確認され始めた。

 また、香港政府は28日、中国本土から香港への個人旅行を一時、停止することに、北京の中央政府が同意したと発表した。中国本土との間の高速鉄道や直通列車も一時、停止する。

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