令和2年度仙台市当初予算案は2年ぶりの減額 一般会計5411億円 防災拠点にIP無線整備

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定例会見で当初予算案を発表する郡和子市長=29日、仙台市役所(塔野岡剛撮影)

定例会見で当初予算案を発表する郡和子市長=29日、仙台市役所(塔野岡剛撮影)

 仙台市は29日、令和2年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比2・7%減の5411億円で2年ぶりの減額となったが、特別会計と企業会計を合わせた総額は1兆788億円となり、9年連続で1兆円を突破。郡和子市長は「学びの場を整え、若い世代が継続的に活躍できるとともに、子育てもしやすい環境作りを進める」と説明した。

 当初予算案は「多様な力で未来を創る、新たな杜の都への挑戦」と銘打ち、(1)若い力が育ち、活躍するまち(2)創造と可能性(3)自然と共存する防災環境都市づくり(4)暮らしを守る安全・安心-を柱とした。

 教育分野では、いじめ相談支援窓口の新設に789万円を計上。いじめに悩む児童やその保護者を支援する。また、子育て支援として、市内各区役所と宮城総合支所に「子ども家庭応援センター」を新たに設置する。さらに、経済分野には29億円を計上し、市中心部の活性化のための新規事業「(仮称)勾当台ビジョン策定」などを盛り込んだ。

 一方、防災分野には21億円を計上。避難所などの防災拠点にIP無線を整備する。また、東日本大震災の発生から10年を迎えるのを機に、震災時の経験を職員間で伝承するプログラムの構築を新規事業に盛り込んだほか、ウェブサイト上で復興の歩みや市民の声を発信する取り組みにも528万円を投入する。

 市は当初予算案を、2月7日開会予定の市議会2月定例会に提出する。

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