新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市を含む湖北省の在留邦人210人を乗せた全日空のチャーター機の第2便は30日午前8時45分ごろ、羽田空港に着陸した。
約10分後には、旅客ターミナルビルから離れた位置にあるサテライトビル(別棟)に到着。チャーター機の近くには複数の救急車が待機し、白い防護服を着用した関係者が対応に当たっていた。
搭乗者らの様子はうかがえなかった。
ターミナルビルで国内線への搭乗を待ちながら、チャーター機の到着を見守っていた男性会社員(36)=横浜市=は「国内でも感染が広がっていきそうで心配だ」と話した。
29日には、チャーター機の第1便で206人が帰国している。