護送車逃走被告匿った男、起訴内容認める 大阪地裁

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 大阪府東大阪市で昨年11月に護送車から逃走した男を匿ったとして、犯人蔵匿罪などに問われた大阪市住吉区庭井、塗装工、荻野侯昇(こうしょう)被告(38)の初公判が30日、大阪地裁(後藤有己裁判官)で開かれ、「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、大植(おおうえ)良太郎被告(42)=大麻取締法違反罪などで公判中=が逃走後、荻野被告を訪れて助けを求めたと主張。また荻野被告が状況を理解した上で、大植被告の手錠を器具を用いて外したり、4千円の逃走資金を提供したりしたと指摘した。

 起訴状によると、荻野被告は昨年11月9日、大植被告が保釈取り消しによる護送車から逃走したと知りながら、管理する大阪市住吉区の民家に匿ったなどとしている。

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