ボルトン氏証人尋問 民主党、攻勢強める 米大統領弾劾裁判

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米ホワイトハウスで発言するボルトン大統領補佐官(左、当時)とトランプ大統領=2019年2月(ロイター)

米ホワイトハウスで発言するボルトン大統領補佐官(左、当時)とトランプ大統領=2019年2月(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介】ウクライナ疑惑をめぐるトランプ米大統領の上院での弾劾裁判は29日、陪審員役の上院議員による質疑を行った。野党・民主党はボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の証人尋問を引き続き要求して攻勢を強める一方、トランプ氏の弁護団は裁判が長期化するとして難色を示した。

 民主党のシューマー上院院内総務は「ボルトン氏らの聴取をしないで全容を十分に知った上での評決が下せるのか」と質問。検察官役(訴追委員)を務めるシフ下院情報特別委員長(民主党)は「証人がなくては公正な裁判にはならない」と主張した。トランプ氏の弁護団は「裁判が数カ月にわたる」として反対した。

 エンゲル下院外交委員長(民主党)は29日、ヨバノビッチ元駐ウクライナ大使の召還について、ボルトン氏が同党に調査を促していたことを声明で公表。任期を残しての召還をめぐってはトランプ氏が強く主張した疑いが浮上しており、声明はボルトン氏が「不適切なことが起きていたことを強く示唆していた」としている。

 一方、トランプ氏は29日、ツイッターで上院での証言に前向きなボルトン氏への批判を展開した。投稿は、北朝鮮を全面的に核放棄させた上で経済支援などの見返りを提供する「リビア方式」をボルトン氏が提唱するなど多くの過ちを犯したとし、「彼の主張を聞いていれば今ごろ第6次世界大戦になっている」と強調した。

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