日本帰国チャーター機、第4便は今週半ば以降 新型肺炎で外務省

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中国・武漢から邦人を乗せ羽田空港に到着した日本政府の全日空チャーター機=1月29日(共同通信社ヘリから)

中国・武漢から邦人を乗せ羽田空港に到着した日本政府の全日空チャーター機=1月29日(共同通信社ヘリから)

 外務省は2日、新型コロナウイルス感染の肺炎が発生した中国湖北省武漢から邦人を帰国させる政府チャーター機の第4便について、運航は今週半ば以降となるとの見通しを明らかにした。在中国日本大使館が1日に帰国希望者にメールで連絡した。

 メールでは、中国側との調整やさまざまな準備を進めていると説明し「早期運航が可能となるよう最大限努力している」とした。中国が出国を認めていない中国籍配偶者については「中国側と鋭意調整中」と記した。

 外務省によると、湖北省に約140人の帰国希望者がおり、その多くは武漢市外に滞在。湖北省内の各地から空港に集合するには検問を通過する必要があり、一定の時間がかかるとしている。

 チャーター機はこれまで、計3便が運航され1月29~31日に計565人が帰国した。

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