首相、夫婦別姓「子への悪影響懸念も」 衆院予算委員会の主なやり取り 





答弁を行う安倍晋三首相=4日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

 4日の衆院予算委員会での主なやり取りは以下の通り。

【選択的夫婦別姓】

 大河原雅子氏(立憲民主)「希望する人だけが選択して自分の元の名字を名乗ることのどこが納得できないのか」

 安倍晋三首相「平成29年の内閣府の世論調査で、法改正で旧姓の通称使用の機会を広げるべきだという意見を含め夫婦は必ず同じ氏を表するべきだという意見が過半数を占めた。国民の意見は分かれており、夫婦の氏が異なることで子への悪影響が生じることを懸念する人も相当数いる」

【桜を見る会】

 黒岩宇洋氏(立民など野党統一会派)「前夜祭の会費が5千円だが、参加者が個人的に申し込んでも同じ金額か」

 首相「あくまでも安倍事務所が仲介し、金額をホテル側が設定したということに尽きる」

 黒岩氏「安倍事務所の信用で割安に設定させたわけで、事務所の信頼に裏付けされた買収だ」

 首相「買収という非常に強い言葉を使ったが、全くそんなことはない。極めて失礼な発言だ」

【東京高検検事長の定年延長】

 本多平直氏(立民)「黒川弘務東京高検検事長の定年が延長された。検事総長に据えるための前例のない人事ではないか」

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