東京海上、AIが車の修理見積書点検 4月に試験導入


 東京海上日動火災保険は4日、自動車保険の保険金支払いに関連し、修理工場から提出された修理代の見積書が適切かどうかを人工知能(AI)が点検する技術を開発したと明らかにした。4月から試験導入する。これまで2~3週間かかっていた保険金の確定を最速1日に短縮でき、加入者に早く支払えるという。

 過去の修理データを学んだAIが、車の損傷写真と見積書を照らし合わせ、損傷箇所や程度、修理時間などを検証し、最適な修理方法と代金を導き出す。従来は保険会社の担当者が見積書を点検していた。

 東京海上の担当者は「早く修理に取りかかれるので納車も早まる」と話した。



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